TAKURO MATSUKURA
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アマチュアラリードライバー松倉拓郎のウェブサイトです。
M29R Rallying projectと称し、全日本ラリー選手権に挑んでいます。
ラリー北海道の短くも全力を尽くした戦いを振り返ります。
すべてはラリー北海道が一日短縮になったところから始まった・・・。
これを書いているのは12月30日(笑
もうどうにも日々の仕事と家庭の忙しさに追われてなかなか更新できずにいましたが、いよいよ重い腰を上げました(汗
思えば今年はコロナの影響で全てにおいて予定が狂ったものの、比較的仕事の方は個人的にはあまり影響がなく、モータースポーツ活動は今年はラリーカムイと横手の全日本に照準を合わせて準備しておりました。
2015年のあのラリー北海道から、僕のモータースポーツ活動はまあ当たり前ですが、選手としては何かが変わることもなく、ただ、これまでずっと乗ってきたミラージュを次のステップに移行するために売却し、たまたま縁が有り、次に勝負するために走れる車としてデミオ15MBを選択しました。
その間に娘が生まれたりもしましたが、まだまだ全日本ラリーでポディウムの頂点に立つという目標は捨ててないので、出来る範囲でチャンスをうかがって、当時実現可能な範囲内での最善の選択を考えました。
手探りの状態から車両製作をして、グラベル仕様になってほぼぶっつけ本番で臨んだ2018年ラリーカムイ。
結果はJN-3(当時)クラス3位表彰台と、大倉っちに負けた以外は大体自分で描いてた予想通りの結果になって、今後の車両のアップデートの方向性をかみしめながら次の全日本の戦いを見据えてましたが、まさかの双子が生まれる事になったため2019年の全日本参戦は育児でお休みでした。
とは言え試合勘は維持したいので、少し余裕が出来てきた秋口に地区戦1回とオールスターラリー秋田に参戦。
デミオのセッティングを少しずつ煮詰めていきました。
2020年は全日本で戦える車両の状態で勝負を挑むぞと意気込んでいた矢先のコロナ騒ぎ。
予定していたラリーカムイも、横手も中止になり、まあ仕方ないかと思っていたのですが、ラリー北海道がコロナの影響で1日短縮されてアイテナリもいつもより短縮されたようになるというガイドの発表をみて、もしかしたらもしかする?と参戦するためにはどうすればいいか色々考えだしました。
この1日短縮が個人的にはデカくて、1日短縮になることにより家を空けるのが木~土で済むので、家庭的&仕事的な事情が何とかクリア出来る訳で経費なども含めて色々計算しだします。
カムイに出るつもりでプールしてたお金も有ったので、金銭面では何とかなりそう。
家庭の件は嫁に相談してOK貰ったので何とかなりました、一緒にラリーやってたからとはいえホント感謝しております^^;
あとは出場するにあたりサービスの事とか考えなきゃいけないのですが、これも巧さんより丁度出るなら一緒にどうだい?って話が舞い込んできてたので是非是非!ってことで、諸々の参戦に関するハードルをクリアしていきました。
後は、ナビをどうするか?という問題が有って、これは当初あてにしていた人がダメで、名人も仕事忙しくてだめで、色々当たったのですがやっぱ厳しいので、以前何度かナビを頼んでいた岩淵さんに頼むことに。
サービスの件もセキネンさん&渡さんにお任せすることになり、エントリーも出してまずエントリーは完了!
あとは車両をラリホに向けて煮詰めます。
ラリホ前に地区戦が2回あるのでそこで車を煮詰めながら走ろうと考えていたのでステイホーム期間中にメンテしていた部分とちょっと手直しした部分の調子を見ながらEZOの地区戦とARKの地区戦に参加しました。
ARKではラリホでウェットタイヤ使うシチュエーションも考えてあえてウェットタイヤで走ってみました。
これも使わないからってタイヤを譲っていただいた竹田さんのおかげです、どうもありがとうございました!
結局大雨だったのでウェットタイヤで走る選択肢がベターでしたけど^^;
いかんせん中の人はウェットタイヤでまともに走ったことがなかったのでそれも経験値を積むという事で^^;
EZOのラリー後にリアショックがちょっと油漏れしていて急遽キャロッセさんにお願いしてOH頼んだり、コアサポートに割れが有って急遽部品交換したり、ちょっとしたトラブルはありましたが自分で出来る範囲はやってあとは細かい部分をセキネンさんに頼みました。
主に地区戦で使ってきたフラップ材を新しくしてもらってその他気になる個所など見てもらいました。
やはり素人メンテでは見落としているところもあるのでそこらへんはガレージセキネンさん及び今回のサービスチームのみなさまに見ていただきました^^;
また、今回の参戦にあたり
いつもお世話になっているガレージセキネン様、大橋メンテナンスサービス様はもちろんの事、ショックのOHや部品関係でキャロッセ様に引き続きお世話になっております。
北海道のBRIDEマイスターショップのガレージシンシアさん、およびLEDライトバーのエフエイドジャパン様より車検対応のフルバケ、XERO CSを提供頂きました!太腿のあたりがすごいホールド感強くていい感じです(^^)
LEDライトバーは以前より使ってるEF-4000-60Wのスポット2発仕様です。
文句無しの明るさです^^
いつもお世話になっているLOVCAオイルのオートクリエイションさんよりLOVCAオイルのレーシング0W-25&レーシングギア80W-140を提供していただいております。
ミラージュ時代からお世話になっているPLOTracing熊谷様及びマイクロロン様よりマイクロロンXA、コンパウンド90のサポートを頂きました(^^)&この時期重宝するひんやりシャツシャワースプレーも頂きました!めっちゃスースーして気持ちいいですね(^^)
僕の会社でも取り扱いさせてもらっていて獣害対策にも使用しているT.M.WORKSさんの鹿よけ装置、新型鹿ソニックRK-004も装着しました!
SS中はハイスピード過ぎて流石に無理でしょうけど、リエゾンでの鹿との接触を低減してくれます!
ほかにも色々とお声かけていただいた皆様、大変ありがとうございました!
でもって、今回のコドラの岩淵さんとのノート合わせ。
今回のコースは一応何となく一通り1回は走っている程度で、地区戦で使ってるヤヨイと陸別以外は2015年の時に走ってはいるものの、そんなに覚えてないので、昔の自分やセキネンさんのインカーなどを見ながら事前にノートを作り、それを見ながらノート合わせをしていくというスタイルを取りました^^;
岩淵さんもノートリーディングにおいては地区戦以上になるとまだまだな部分も多く、今回みたいなロングSSはほぼ未経験という事も有るので事前にだいぶ練習して臨みました。
このノート練習に付き合っていただいたセキネンさんには大変お世話になりました^^;
スペアパーツもヤフオクなどで一通り用意して、準備としてはなかなかな万全の態勢で臨むことが出来ました。
やはり2015年に一度ラリホを経験しているのでそこら辺の取り組みは以前に比べるとスムーズにできたかと思います^^;
諸々の準備を済ませ、デミオは川口さんの積車で北愛国へ!
僕は岩淵さんを乗せて大橋さんの協力で貸してくれたレッキ車のヴィッツで北愛国へ向かいます!
北愛国に到着後、受付を済ませパンフレットをもらい、諸々の準備をしたらあとはサービス隊にお任せして陸別へ向かいます。
コテージでは明日のレッキルートの確認等をしてレッキに備えます。
レッキ日は天気も良くスムーズにレッキが出来ました^^
事前にインカーで色々チェックはしてノートは作っておいたので実際レッキで走ってみてのノートチェックと変更点の洗い出しをしてすんなり終了。
5年前はレッキ中に燃料詰まってエンジン止まって大変な目にあったことを思い出すと恐ろしいくらいに順調で怖いくらいでした^^;
デミオのゼッケンは84番!箸にも棒にもかからない結果にならないように頑張ろうと心に誓うのでした(笑
ラリー北海道のプラークが貼られると、いよいよ!って感じがしますね!!
レッキから帰ってきたら車検も問題なくクリアしていたので、あとは明日から全開で踏んでいくだけですね!
そんなわけでDay1へ!